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トップページ > 美味しいお餅のヒミツを知ってますか?

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新年明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします!

 

さて新年最初の食育ブログは「お餅について

 

何かとこの時期食べる機会が増えるお餅ですが、

皆様はいつ頃からお餅が食べられるようになったかご存知でしょうか?

 

お餅が古くから神妙な食べ物であることを物語る伝説のひとつに

奈良時代に編纂された「豊後国風土記」という

ふるさとの起こりを書いた本があります。

豊後の国の球珠速水の郡の田野に住んでいた人たちは、

水田を作って稲作を行っていました。

そして余った米で大きな餅を作ってそれを的にして矢で射ると、

その餅は白い鳥になって飛んでいってしまいました。

その後、家は衰え、水田は荒れ果てた野になってしまったという話です。

 

白い餅は縁起のよい白鳥に連想されていて、

神秘な霊を宿すものと考えられていました。

そのため、粗末に扱うことのないようにという意味が

込められていたのではないかとされています。

伝説の餅が稲の神様である稲霊を象徴していたように、

日本では餅は単なる美味しい食べ物ではなく、

神が宿る特別な存在として敬われてきました

餅を食べると力がつき、新しく生命を再生させる霊力があると信じられ、

ハレの日に餅を食べる習慣が広がりました。

 

 

そして111日は「鏡開き」の日です。

武家社会では古くは120日が鏡開きの日でしたが、

江戸時代になって111日になりました。

鏡開きは神様にお供えした鏡餅や餅を下げて、

家族みんなでありがたくいただく日です。

正月、神様は新しい生命を与えるために現れると信じられてきました。

神様に供えた鏡餅には、神様の霊力が宿っていると言われています。

 

家では鏡餅を戦うときに身に着ける装身具を納めた箱の上に供えていた為、

それを庖丁刀で切るのは縁起が悪い、また神様や人の縁を切るといって嫌いました。

このため、木づちで叩いて割って福を分かち合って食べたとされ、

の事が運を開くことに通じるために鏡開きと言うようになりました。

 

 

ではお餅にはどのような栄養が含まれているのでしょうか?

餅には三大栄養素である「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」が含まれており、

中でも炭水化物は約90%以上の割合を占めています。

炭水化物は私たちが動くためのエネルギー源となるため、

お餅はエネルギー補給に良い食材と言われています。

エネルギー源といえばごはんを最初にでてくると思いますが、

実は同じ量で比較したときごはんよりお餅の方が

炭水化物が多く含まれています。

ごはんだとあまり量を食べることができないけど、

お餅なら2、3個食べられちゃうという経験ありませんか?

このことからもわかる通り、お餅はコンパクトにエネルギー補給が出来る食材なのです。

 

さらにお餅の原料であるもち米に含まれるでんぷんは、

アミロペクチン約100%です。

アミロペクチンは水と一緒に加熱すると粘り気が出る性質があり、

お餅の粘りはこのアミロペクチンの性質によるものです。

そしてアミロペクチンは消化・吸収がよく、

少量でも効率的にエネルギー補給をすることが出来ます

さらに粘りがあるため消化するのに時間がかかることから、

餅は腹持ちがよいと食材とも言われています。

 

炭水化物の多いお餅は朝食に食べるのがオススメです。

炭水化物を摂取すると、体内でブドウ糖に分解され、エネルギー源となります。

特に脳はブドウ糖が唯一のエネルギー源なので、

ブドウ糖が不足するとエネルギー不足を起こしてしまいます。

寝ている間も働いている脳は、朝起きたときエネルギー不足の状態です。

そこで朝食にお餅を食べることでエネルギーが補給され、

さらに腹持ちがよいためお昼まで元気に動くことが出来ます

また腹持ちがよいため、部活や運動前のエネルギー補給としても

お餅は効果的な食材と言えます。

 

しかし炭水化物の多いお餅は食べすぎに注意しなければいけません。

先ほどお餅はコンパクトにエネルギー補給が出来る食材といいましたが、

お正月などついついお餅を食べすぎてしまった経験はありませんか?

実は切り餅2個分で茶碗1杯分のごはんと同等ぐらいのカロリーになります!

美味しくてついつい食べ過ぎてしまうと

エネルギーの過剰摂取になり、太る原因にもなってしまいます。

そのため食べるタイミングとしては、夜食としてお餅を食べるより、

朝食やおやつなど日中に食べて、摂取したエネルギーを消費する方がオススメです。

さらにお餅はよく噛んで食べないとのどに詰まらせる原因になります。

お餅は主食の中でも満腹感を感じるのに少し時間のかかる食材です。

食べるときはよく噛んでゆっくり食べることを心がけましょう。

 

お餅は単体で食べると血糖値が急上昇しやすい食材です。

そのため他の食材と組み合わせて食べるのがオススメです。

お正月に食べるお雑煮はお餅と一緒に野菜やお肉などを食べるため、

とても理想的な食べ方です。

また磯辺焼きは、お餅にないミネラル類を海苔が補ってくれるほか、

海苔1枚あたりのカロリーが低いため全体のカロリーもそれほど変わらずに

栄養を補うメニューになるのでオススメです。

 

食べたお餅のエネルギーをいち早く活用したいときに

オススメなのが「からみ餅」です。

らみ餅は、大根おろしをお餅に絡ませたメニューです。

大根には炭水化物の分解酵素アミラーゼが含まれており、

このアミラーゼを一緒に摂取することでお餅の消化を助け、

より早くエネルギーとし利用すうことができます。

 

また糖質をエネルギーに変換するのに必要なビタミンB1

豊富に含む納豆を使った「納豆餅」もオススメです。

このようにお餅は色々な食べ方が出来る優れた食材です。

 

最後に管理栄養士オススメのお餅メニューを紹介したいと思います。

 

☆お餅とポテトのチーズグラタン☆

 

 

 <材料>                           3人分

・じゃがいも                          2

・玉ねぎ              1/2

・ウインナー            4

・A岩塩               少々

・Aブラックペッパー         少々

・Aオリーブオイル          大さじ1

・お餅                         3

完熟トマトの濃厚トマトケチャップ 大さじ2

・ピザ用チーズ           60g

 

<作り方>

①じゃがいもが綺麗に洗って皮をむき、5mm幅の薄切り、

 たまねぎはスライス、ウインナーは小さめの乱切りにする。

②耐熱皿に①を入れ、Aを全体に塗り、ふんわりとラップをかけたら

 600Wの電子レンジで約6分加熱する。

③②の上に厚みを半分にしたお餅を並べ、ケチャップを全体にかける。

 その上にピザ用チーズをかけて、予熱したオーブントースターで約10分焼く。

④お餅が柔らかくなり、チーズに焼き色がついたら出来上がり。

 

~Point

お餅をたっぷり使ったおかずメニューの提案です。

柔らかくなったじゃがいもとお餅とチーズの相性が抜群!

お餅が固くなってしまうので、出来立て熱々の状態を食べるのがオススメです。

調理のポイントは、電子レンジとオーブントースターの加熱時間は目安です。

レンジはじゃがいもが柔らかくなるまで様子を見ながら加熱してください。

またトースターはお餅が柔らかくなるまで加熱してください。

もしお餅が柔らかくなるより先にチーズが焦げそうになるときは、

アルミホイルをかぶせて加熱してください。

みんなが集まるときの大皿メニューとしてもオススメです。

 

 

☆おもちピザ☆ 

 

 

<材料>              2人分

・切り餅              4

・サラダ油             大さじ1

完熟トマトの濃厚トマトケチャップ 大さじ1

・ハーフベーコン          3

・ピーマン             1

・玉ねぎ              1/4

・ミニトマト            3

・ピザ用チーズ           適量

 

<作り方>

①切り餅は5mmほどの厚さにスライスする。

 ベーコンは3等分に切り、ピーマンは種を取り除いて輪切り、

 玉ねぎはスライス、ミニトマトは4等分に輪切りにする。

②20cmのフライパンに油をひき、スライスしたお餅を全体に広げ、

 水大さじ3をふりかけたら、蓋をしてとろ火で焼く。

③お餅がやわらかくなったら水をつけたフォークの背でフライパンの大きさにのばす。

④餅生地にケチャップを塗り、ベーコン、玉ねぎ、ピーマン、ミニトマトをのせ、

 ピザ用チーズを全体にちらす。

 蓋をしてチーズが溶けるまでとろ火で焼いたら出来上がり。

 

~Point

お餅をたっぷり使った家族で楽しめる活用レシピです。

蓋をしてとろ火で焼くことで焦げ付かずほとんど放置で作ることが出来ます。

今回は20cmの少し小さめのフライパンを使いましたが、

大きいフライパンを使う時はお餅の量を増やしてください。

またケチャップをソースの代わりに使いましたが

市販のピザ用ソースを使っても美味しく作れます。

ベースの作り方は一緒でもトッピングを変えることでいろんな味が作れます。

和風ピザを作るときは、生地に醤油ベースの甘辛たれを塗っても美味しく出来上がります。

お子様のおやつやおもてなしメニューとしてもオススメです。

 

 

冬に食べる事が増えるお餅は、いろんな食べ方が出来る食材です。

しかし炭水化物がたっぷりなので、くれぐれも食べすぎには注意しましょう!

 

 

水谷友紀

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